XMのメリットを多くあげて来たのですが、それではXMのデメリットはなんでしょう。
まずすぐにでてくるのが、スプレッドの広さです。スプレッドは狭い方がコストが安くなるのですが、それでもXMをおすすめできる理由があります。
スプレッドとは何なのか
スプレッドとはFXトレードをする時にかかるコスト(FX業者への手数料)になります。もちろんコストが少ない程(スプレッドが狭い)、利益は上げやすくなるでしょう。
スプレッドの狭さは、業者によって変わるのです。取引をする時に、買値(ASKと表記されています)と売値(BIDと表記されています)があります。買う場合は買値、売る場合は売値となります。FXで利益を出すためには、スプレッド分の利益を出さないといけません。
いくら手数料が無料であっても、スプレッドが広ければFX業者へのコストは高くなるという事です。
スプレッドの単位
スプレッドの単位はpipsです。1pipsで1銭つまり0.01円となります。
スプレッドは買値と売値の差で発生しますので、例えばドル円の買値がで売値が100.00だとスプレッドは円換算で5銭なので、5pipsとなります。1万通貨を購入すると100万500円かかるという計算です。
スプレッドの変動
スプレッドは固定のものと、変動のものがあるので、注意が必要です。
XMのスプレッド
XMのスプレッドですが、他社と比較すると広めになります。例えばXMはドル円が2.6なのですが、
他社は
- Iron FX 0.4
- FXCC 0.3
- Liquid Markets 2.0
- Pepperstone 0.5
他社と比べて広いのがわかります。スプレッドだけで選ぶのであれば、XMは選択肢に入らないのかもしれません。
変動スプレッド
スプレッドは固定のものと変動のものがありますが、XMは変動スプレッド。固定スプレッドは通常変動のものよりも高いという観点からです。また重大発表発生中の取引の制限も設定していません。
XMのスプレッドや口座ごとの条件はこちらをご覧下さい。
一言でスプレッドが広めといっても、市場のコンディション、重要なニュース、政治状況、また予期しない出来事などスプレッドの状況は変わってきます。市場のコンディションが不安定で、流動性が低い時に通常よりも大きなスプレッドを請求するそうです。
スプレッドが狭い通貨ペア
スプレッドは選ぶ通貨ペアをよっても大きく変わるのです。XMのスプレッドは、日本円を含まない通貨ペアに関しては、低めに設定されています。
どうしても日本円を選びがちですが、日本円にこだわりがないのであれば、より低めのスプレッドを選ぶ事ができます。
日本国内で人気があるのは?
日本円を含まない方がスプレッドが低めに設定してあると書きましたが、やはり安心感があるのか日本では日本円を含めたペアが一番人気。
日本円と米ドル、日本円とユーロといった組み合わせが多いです。円を使った組み合わせの場合、国内業者のスプレッドは1pips以下が多いので、18pipsのXMとは開きがあります。
スプレッドだけを見ると、国内業者の方がはるかに低いです。特に円を使った場合は余計に差がでてきます。ただゼロカット、約定力、レバレッジまたボーナスといった所は海外の業者、その中でも特にXMは抜きんでていますよ。
XMZero口座
ここまでXMはスプレッドが高めという記事を書いてきましたが、実はXMで取引をして、なおかつスプレッドがゼロになる方法があります。それはXMZero口座というものです。
この口座を使った取引はスプレッドはゼロになりますが、ただ取引手数料を引かれます。手数料は$100,000の取引毎に$5です。
XMとスプレッド
XMのスプレッドは上記にもあるように狭くありません。
つまりコストが他社よりもかかる事があります。ただそれ以上にXMには多くのメリットがあります。FX業者を選ぶ時は全てをひっくるめてお考えください。